家族とともに、すい臓がんとの介護を乗り切るための秘訣

 私はすい臓がんステージ4と宣告され私の人生に大きな影響を与えました

 その直後は私は悲しみ、怒り、不安、絶望などさまざまな感情に襲われました。
 でも、私はまだあきらめていません。
 私は自分の病気と向き合い、できることを探しています。

病歴の表示

すい臓がんとわたし

 

 私はこのブログで、すい臓がんと診断されてからの9か月間の経験をもとにすい臓がといわれたらどうのように自分と家族を考えるべきかシェアしたいと思います。

 私の話が、同じようにすい臓がんと闘おうとしている人たちに少しでも勇気や希望を与えられたら嬉しいです。

1. まずは自分の状態を理解する

 すい臓がんと診断された時、初めてその病気があることを知り、不安や恐怖でいっぱいになることがあります。
 しかし、治療法やステージについて理解を深め、自分に合った治療法を選ぶことが大切です。

あなたの生活はそれでもつづいていく

 あなたはすい臓がんであるいがいどのような状態でしょうか?

 すでに体も動かない状態ですか?それともまだ自覚症状もない状態でしょうか。

主治医は先生ではなくサポータであるということを忘れない

医師と意志

 よく主治医の言葉に耳を傾けてください。

 説明はなにか他人事でふわふわした気持ちで、それでいて希望を持てない話かもしれません。

 あまりの恐怖や絶望感で今後の人生を考えられなくなる方や、刹那的な考えに囚われるひといるでしょう。

 しかし、
 すい臓がんになってもまだあなたの人生はつづきます。

 まずは、地に足を付けて今の生活を「維持」することが大切です。 

pancan.hateblo.jp

 自分がどうなるかとは別に家族の生活はつづいていきます。

治療は自分自身が決定する 

 もしかしたら淡々と話す主治医の説明は冷たく感じるかもしれません。

 主治医は標準治療や実績、事実だけを話、一番聞きたい「任せてください」、「よくなるよ」、「言う通りすれば大丈夫だよ」とは決して言いません。

 なぜなら主治医もわからないからです。

 ですから、主治医があなたに冷静に今後の自分の生末を理解してもらうこと、そして治療方針は自分で決めることを促しているのです。

 主治医との会話で「答え」聞いても、「この先どうするか?はやくきめてくださいね」だったりするでしょう。

 このやり取り思い出しませんか?

 

学校の進路指導。

 進路を決めている人は進路指導で悪いイメージはないでしょう。むしろ協力、助力を得られ先生に感謝しているのではないでしょうか? 

 では、進路が決まらなった人は?

 

 すい臓がんの診察は「進路指導」と考えたほうがしっくりきます。

 わたしが感じた主治医との付き合い方を以下の記事にしました。

pancan.hateblo.jp

 ですから、

 主治医が治療を決定するのではなく、自分自身で決断する

 ということを早く自覚してください。

 

 決断するには

 まずは知ること。


 情報を収集することで、不安や恐怖を減らし、治療に前向きに取り組むことができます。

 それには家族の支援が必要です。

2. 家族と共に目標を立てる

 すい臓がんと診断された時、自分の生末を考えると心が一杯になりしばらくは思考が停止していました。

 そして、家族は、わたしへの心遣いと自分たち不安の両方に苛まれていたのです。

 振り返ればまず、お互いの不安を軽くするためにもコミュニケーションが大切だったと思います。

 そして、コミュニケーションの第一歩として共通の目的を持つことをお勧めします。

 また、すい臓がん患者である自分はいつも受け身であるという必要はありません。

 わたしたちがリーダーしてコミュニケーションをとり家族をまとめ家族共通の目標を決める!そういた気持ちで次の記事を書きました。 

pancan.hateblo.jp

 

 治療に伴う生活の変化に対しても、家族と一緒に対策を立て、健康的な生活を送ることに努めました。
 家族の支えがあったからこそ、私は前向きに治療に取り組むことができました。

3. 自分に合った食事と運動を心がける

「すい臓がんの治療には適切な食事と運動が必要」ということを知った私は、自分に合った食事と運動を心がけました。
 消化器系を補う薬を服用し、脂肪分の多い食事は避けるようにしました。
 また、適度な運動を継続することで、体力を維持し、ストレスを緩和する効果を得られました。
 治療中に体力を消耗することもあるため、無理をせずに自分の体調に合わせた食事と運動を取り入れることが大切だと感じました

4. 介護に協力する家族への感謝とサポート

 私はまだ介護を必要としていないませんが家族から、通院や食事のサポートを受けています。


 こういう家族のサポートは心強く支援は心の支えになっています。

介護で大切なのは患者も介護者も同じ人間であること

お互いを知りましょう

 介護を受けるかどうかに関わらず、家族のサポートは大切です。
 また、感謝の気持ちを表し家族の苦労にも素直な気持ちを表す必要があると思います。お互いの生活を尊重し、気持ちを支え合い、家族と協力して健康的な生活を送ることいが大切だと思っています。

5. 心のケアをする

 病気になると不安や恐怖心がつきまとい、心のケアが重要であることを実感します。
 家族や友人、専門家からの支援は助けになり、カウンセリングやストレス解消法、自己管理が役立つと思います。
 生活習慣の改善も心の健康に影響するため、食事や運動、睡眠を改善に気を付けました。

個人の目標も大切ですが、家族共通の目標もあるといいでしょう

人生の目標を決めよう


 心のケアは一度だけではなく、病気が進行するにつれて必要になってくるため、自分自身で取り組むことが大切だと思います。
 心のケアは、病気と向き合うためのスキルであり、前向きな気持ちを持ち治療に取り組むことができると考えています。

6. 自分らしい生活を続ける

 病気になると、自分自身のアイデンティティーを見失ってしまします。
 しかし、自分らしい生活を続けることがとても大切す。

 それにはまずは自分に合った治療方法を選び、専門家から提案を受けながら自分自身で判断し余生の計画を立てましょう

 その上で、趣味や興味を持ち、楽しむことで気分が上がり、病気に打ち勝つ力「元気」を得ることができると思います。
 自分らしく生きているという実感は、自己肯定感を高め、治療に前向きに取り組むことができるようになるとおもいます。

最後に

 いかがでしょうか。
 どれも当たり前と思われるかもしれませんね。しかし忘れがちな事柄でもあるでしょう。
 だからこそ、すい臓がんと生きていくために何度でもおもいださないといけない事柄だと思います。

 みなさんに伝えたいという気持ちもありますが、自分自身が忘れないようにと記事を書いています。

 みなさんがどう受け止めたか、今どう思ってお過ごしになっているなど、ご意見や感想があればコメントをいただけると嬉しいです。